「エアコンが効かない、なんとかして!」居酒屋の空調機を冷えなかった原因ごときれいにリニューアルできました。

投稿日 : 2014-04-04

猛暑も手伝って、「空調が効かないので診に来てほしい」という依頼が多かった2013年の夏の代表的事例をご紹介します。

場所は地下鉄某駅前の居酒屋さま。まずは営業前の店舗をうかがう現地調査です。空調機は30年以上経っていますが、冷気はそれなりに出ています。問題はほかにありそうだ…と室外機を案内してもらって原因がわかりました。店舗横の狭い通路に設置されている室外機のすぐそばに、新しく建物ができていたりブロック塀が新設されていたりして、排熱のスペースが充分でないのです。

古くて大きな室外機なので移設スペースも見つかりませんし、もしスペースがあったところで移設費用をかけるなら、新調する方が電気代を大幅に削減できて経済的です(このお店の場合、エアコンの電気代は半分以下にできます)。
オーナーさまにその旨をお伝えしたところ、
「やはりそうですか…では、大至急、見積もりを」ということに。

ここで忘れてはいけないのが席数や面積、そしてエアコンの利きに大きく影響するメニューです。ちなみにこのお店は65平米で42席、「売り」は焼き物なので負荷容量に余裕が欲しいところです。調理場を預かる方からも
「とくに調理しているとき冷えない」という声があったことから、現状より1クラス上の負荷容量が必要とご提案。室外機の設置場所も入念に配慮し、採用が決まりました。

工事は営業を妨げないよう、日曜日一日で終えねばなりません。ここで注意すべきは撤去する室外機。人ひとり入るのがやっとの通路奥にあって重さは約200kg。撤去に手こずると肝心の取り付け工事にとりかかれませんから、当日はマンパワーをしっかり確保。無事に引き渡し完了となりました。
お客さまからは、
「快適な接客環境になったし、従業員も働きやすくなったと喜んでいる」との声をいただいています。
丸芝_空調担当者

事例2-1

事例2-2

事例2-3

事例2-4