無停電電源装置/UPS

無停電電源は、接続している商用電源の瞬時電圧低下(瞬断)や停電の際に、蓄積した電力を供給することで機器の稼働を継続させる装置です。事業継続計画(Business continuity planning。BCP)の一貫としても注目されています。
丸芝は、常時インバータ給電方式(オンライン方式・ダブルコンバージョン型と呼ばれることもあります)ならびに常時商用給電方式の無停電電源装置を取り扱っています。
なお、無停電電源装置が対応できる停電時間は数分から30分程度で、一般には、自動的に起動する発電機と組み合わせるか、無停電電源装置からの電力供給を受けながら機器類を自動終了させる仕組みを構築します。これら一連のシステム構築も、丸芝が責任を持って担当しますので、ご不明な点などなんなりとご質問・ご相談ください。

無停電電源装置1

無停電電源装置2

単相100V入出力
E1プラスTYPE/E1プラスTYPE(ラックマウントタイプ)
E2プラスTYPE

パソコン、IAサーバからメガ・エンタープライズUNIXサーバまで適用できる小形無停電電源装置(UPS)です。商用電源をいったん直流に変換して二次電池を充電しながら、商用電源に同期した交流をインバータで発生させる常時インバータ方式を採用しています。 常時インバータ給電方式のため、商用電源が停止した際も、電圧低下や電力波形の乱れなどの切り替え変動を防ぐことができます。

常時インバータ給電方式に、省エネモードをプラス

常時インバータ方式は、常にインバータが稼働することから省エネ面で課題がありました。Littlestarシリーズは、省エネモードを搭載。入力電圧が安定しているときは自動的に省エネ運転を行い、入力電圧が不安定になると自動的にインバータ運転を行います。省エネ効果は1kVAで概算700kWh/年(12,600円/年)。TCO(Total Costof Ownership)削減に貢献します。

自動電圧調整機能(AVR)

100V +38V/-40V入力でもバッテリ不使用で100V出力が可能。一定レベルまで入力電圧が下がってもバックアップ運転せず、出力電圧100Vを維持します。

パソコンソフトによるUPSの設定変更

設定ソフトを無償提供。入力電圧、入力周波数、出力電流などの監視ができます。運転モード設定、出力電圧の変更なども柔軟に設定できます。

出力ディレイ制御

22系統の出力を持ち、時間差をつけて電源のオン・オフ制御を行えます。たとえば緊急時、外部RAIDディスク装置をコンピュータより先に立ち上げて待機させ、バックアップをスムーズに実行できます。

単相200V入力 Littlestar
E3TYPE/E3プラスTYPE

OA、FA機器に最適の200V入力対応小形無停電電源装置(UPS)です。 商用電源を直流変換して二次電池を充電しながら、インバータで商用電源に同期した交流を発生させる常時インバータ方式を採用。商用電源が停止した際も、電圧低下や電力波形の乱れなどの切り替え変動を防ぐことができます。

広範な容量、入出力のニーズに対応します

5kVAから最大20kVAまでの幅広いラインアップを取りそろえています。オプションのトランスを取り付けることで100V入出力、200V入力単相3線(100V/200V)出力、200V入力単相2線(100V)単相出力に対応できます。

長寿命バッテリを搭載

5年間交換が要らない長寿命バッテリを搭載。バッテリ交換警報搭載、スケジュール運転機能なども備えています。

優れた拡張性を提供

シリアル/接点インタフェースを標準装備。ECパワーモニタ(オプション)使用で、停電時オートシャットダウンやスケジュール運転も可能です。

三相 200V 入力
Littlestar C4TYPE

データセンターやスーパーコンピュータにも対応できる三相200V入力対応小形無停電電源装置(UPS)です。商用電源を直流変換して二次電池を充電しながら、インバータで商用電源に同期した交流を発生させる常時インバータ方式で、切り替え変動を防ぐことができます。

幅広い入力電圧変動幅

定格電圧+10%から-15%の間は、バッテリを使わず電源を安定化できます。

長寿命を搭載

5年間交換が要らない長寿命バッテリを搭載しています。

すぐれた拡張性を提供します

RS-232Cインタフェースを標準装備しています。