プログラマブル・コントローラ PROSEC Tシリーズとプログラム互換のプロセッサです。統合コントローラmodel 2000タイプのハードウェアで、Tシリーズのソフトウェア資産を継承できます。
選べる2タイプをラインアップ
S2T
プログラム容量: 32K/64Kステップの2タイプ
命令語実行速度: 接点命令 90ns
最大入出力点数: 2048点 (64点DIO x 32モジュール)
Vシリーズの高速ステーションバスをサポート。コンピュータモジュールとのマルチCPU構成も可能
S2E
プログラム容量: 32Kステップ
命令語実行速度: 接点命令 110ns
最大入出力点数: 2048点 (64点DIO x 32モジュール)
Vシリーズ model 2000 のパラレルバスI/O(G2I/O)に対応 (ステーションバス対応無し)
Tシリーズとプログラム互換
S2T/S2EのプログラミングにはPROSEC Tシリーズ用プログラミングツールT-PDSを使用します。Tシリーズのソフトウェア資産がそのまま活用できます。
高速・高性能制御を実現
32ビットプロセッサと専用演算プロセッサの並列動作により、命令語の高速実行とスキャンオーバーヘッドの大幅な短縮を実現しました。高速スキャンが要求されるマシン制御から、フローティング演算を多用した複雑な制御まで、多様な用途に適用できます。
シリアルポート標準装備
RS-485ポートをCPUモジュールに標準装備し、プログラマブル表示器や上位PCとコンピュータリンクでの通信が行えます。このポートを汎用通信モードに設定することで、バーコードリーダや温調器などの機器とASCIIコードでのシリアル通信も可能となります。
Vシリーズ統合機能を継承(S2Tのみ)
S2Tは、Vシリーズの32ビットプロセッサバス(ステーションバス)をサポート、コンピュータモジュールC2との統合構成を実現できます。ステーションバスによって、コンピュータモジュールやイーサネットなどのネットワークモジュールと高速データ受け渡しが可能です。
大容量データメモリ搭載(S2Tのみ)*1
1Mバイトの拡張データメモリを搭載しています。バッテリによりバックアップされていますので、データロギングなどの用途に活用できます。