単相対応 簡単・小形インバータ
TOSVERT VF-nC3シリーズ

機械の負荷特性に合わせたモータ制御モードを選択することで、機械の特性を容易に引き出すことができる、簡単操作の多機能・小形インバータです。0.1Hz~400Hzまでの運転周波数に対応し、低速機器から高速モータまで幅広く対応します。

インバータVFNC3

高いトルクにも、省エネ運転にも対応

高トルクが必要な機械に対応し始動から定格回転数まで安定した高トルク運転が可能なセンサレスベクトル制御を採用。低負荷時に、負荷に応じた適切な電流で省エネ運転を行う自動省エネルギーモードも搭載しています。高トルクから省エネまで、あらゆる用途にご利用いただけます。

運転設定が容易

モータの定格銘板情報を入力しオートチューニング設定するだけで最適なベクトル制御が可能になります。設定は、パネル中央の設定ダイヤルから簡単に操作が可能。パソコンに接続し、パラメータ管理はもちろん、運転状態をモニタすることもできます(ソフトウェアはwebサイトから無料ダウンロードできます)。

さらに、オプションのパラメータライタを使用し、パラメータの読み出し/書き込み/設定/保存などを一括して行えます。複数のインバータを組み込んだり、出荷時設定を行う際に便利です。

簡単で間違いが起こりにくい操作を実現

インバータ正面の「RUNキー」「 STOP キー」で運転/停止が可能。正面カバーを閉めておくことで、誤操作の防止が図れます。盤面取り付けしてパネル操作ができる延長パネルオプションもご用意しています。

周辺温度60℃! 過酷な使用環境に対応

外気より温度上昇することが多い盤内環境を想定し、周囲温度60℃まで対応。設置標高も3000mまで対応します。

制御機器の仕様に合わせて、ロジック切り替えが可能

インバータに接続する制御機器の仕様にあわせ、制御回路端子の論理(シンクロジック/ソースロジック)を切り替えできます。

RS485通信、多彩なプロトコルに対応

通信によるインバータ制御やネットワークの構築が簡単にできます。通信速度は最大38.4kbps、Modbus RTUプロトコル/TOSHIBAプロトコルに対応しています。

盤の小型化・合理化に貢献する合理的な設計

外部回路や運用に合わせて、入出力端子の機能が変更できるプログラマブル入出力端子を採用。上下配置の主回路端子台とあいまって配線の簡略化、製造の合理化を実現します。また側面を密着設置させるサイド・バイ・サイド設置も可能です。

世界の主要規格に適合

世界の主要規格(EC指令(CEマーキング)、UL、CSA)に適合しています。